トップページ
   会長挨拶
   Q & A
   質問箱
   香川県透析施設名称
   リンク
 
トップページ>会長挨拶
■会長挨拶


 今回、7期目の香川県透析医会会長に選出されましたのでご挨拶申し上げます。本会は香川県における透析療法の普及と成績向上および透析患者さんの福祉向上を目的とし、学術集会や研究会の開催、会員相互の連絡と親睦を達成するための事業を行っています。昨年、香川県透析医会も発足35周年を迎えました。
 本年元旦に、令和6年能登半島地震が起こりました。亡くなられました多くの方々に哀悼の意を述べさせていただきます。また。震災後の復興ができるだけ早く進むことを心よりお祈り申し上げます。香川県高松市でも元旦に大きな揺れを感じ、能登半島での震度7(南海トラフ地震で予想される震度)の怖さを実感しました。災害時の自助・共助の重要性が改めて認識させられました。香川県透析医会では2018年より香川県災害対策本部の災害訓練に参加させていただいています。昨年9月30日に南海トラフ地震を想定とした災害訓練の結果、これまでの災害時情報伝達マニュアルを大幅に改訂し、災害対策・対応マニュアルと災害時情報伝達マニュアルをホームページにアップしました。会員の皆様のご意見により、今後も改訂を続ける予定です。
 新型コロナウイルス感染拡大により多くの腎臓病患者さんが亡くなられました。この影響もあり、2022末わが国の慢性透析療法統計調査では透析患者さんの死因第1位として感染症が心不全を上回り、慢性透析患者総数の減少が認められました。感染症対策として透析施設における標準的な透析操作と感染予防に関するガイドライン(第6訂版)が2023年に作成されました。新型コロナウイルス感染等新興感染症、帯状疱疹や梅毒、エコーガイド下内シャント穿刺における感染対策が新たにガイドラインに加えられました。引き続き、十分な感染対策下で透析医療を継続しています。
 本会は香川県下49の透析施設による施設会員で構成されています。香川県は令和6年現在68名の透析専門医を有し、2022年末現在、約2,600名の末期腎不全患者さんが維持透析を継続しています。透析歴は最長46年7ヶ月で年齢は男性が60-69歳、女性は70-79歳が最多です。2022年香川県新規導入患者総数は282名でした。初めて300例を切りました。慢性腎臓病早期発見早期治療が進んでいる結果と考えています。令和6年の診療報酬改定でも、糖尿病以外の慢性腎臓病でも医師、看護師、保健師、管理栄養士等チーム医療で透析が必要となる患者さんを減らすことが可能であると考えられ、新たに慢性腎臓病の透析予防指導管理料が新設されました。香川県透析会は最近10数年にわたり、腎代替療法選択の際に血液透析に偏らず腹膜透析、腎移植を積極的に推進してきました。令和4年、腎代替療法専門指導士制度が開始され、香川県内透析基幹施設では腎代替療法専門指導士が中心となり十分なSDM(共同意思決定)が求められています。透析予防だけでなく、腎代替療法選択においても医師だけではなくパラメディカルスタッフとのチーム医療により末期腎不全患者さんに良質な医療を提供できるよう、透析医会会員の皆様とともに取り組んでいきますで、多くの皆様方のご支援・ご協力と、ご指導をよろしくお願いいたします 。

 
                         香川県透析医会会長
  高松赤十字病院 腎臓病総合医療センター長 山中 正人 
 
Copyright:(C) 2012 KAGAWAKEN TOUSEKI IKAI. All Rights Reserved.